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加古川市の根本治療専門院
鍼灸治療院きさらぎ 院長の独り言

ホームページでは伝えきれない役立つ情報、大切なメッセージ、
臨床雑話
治療方針
0

    治療方針,任

    ◎当院が根本治療専門であること

    ◎根本治療とは生命力強化のための治療であること

    ◎治癒自体は治療の結果高まった本人の

     治癒力によるものであること

    ◎よって当院では対症療法はしないこと

     

    治療方針△任

    ◎「症状」とはなにか。

     「症状の意味」について

    ◎治療は

     あなたの治癒力への信頼の上に成り立っていること

     

    について触れました。

    ※詳しくは治療方針´△鬚翰下さい。

     

     

    あなた本来の治癒力を引き出すための根本治療は

    あなたの治癒力への信頼の上に成り立っています。

    ところが、ご本人自身がご自分の治癒力を信頼していない

    ということが少なくないのです。

    これは大きな問題です。

     

    あなたの身体は誰のものですか?

    あなたの身体を日々使っているのは誰ですか?

    もちろんあなた自身ですよね?

     

    先天性・遺伝性の病、遺伝子レベルでの病など

    一部の例外を除いて

    多くの病や不調の原因は日々の生活習慣の中にあります。

    今、何らかの症状を抱えている、

    今、何らかの不調を感じているということは

    昨日までの日々の在り方に何か問題があるということです。

     

    ですが、それを省みることなく、

    「誰かがなんとかしてくれる」

    「誰かになんとかしてほしい」

    と依存的に治療を受けようとする方が少なくありません。

     

    酷くなると

    「誰かが治してくれるべき」

    と考えている方もいます。

    「私は悪くない」と。

     

     

    医療に依存的になる。

    言い換えると自分の健康の責任を医療に丸投げする。

    そんな状態で果たして良い治療が受けられると思いますか?

    日々、あなたがあなたの心身にかけ続ける負荷が

    なんら変わらない状態で。

     

     

    想像してみましょう。

    よろめきながらも自ら立ち上がろうと懸命な人と

    「助けてくれ〜」と叫びながら寝ころんだまま

    自ら立ち上がろうとはしない人。

     

    どちらが立ち上がりやすいと思いますか?

    あなたならどちらを助けやすいと思いますか?

    あなたならどちらをより助けたいと思いますか?

     

     

    ◎あなたの健康を守るのは

     本来あなたの責任です。

     

    そして

    ◎どんな医療も治るための手助けです。

     

    ◎あなた自身が治そうとしない限り、

     治るものも治らない

     

    ということをよくよく考え理解し、

    日々に自分が出来ることを始めてみましょう。

    そうでなければ、あなたはこれから先、どんな治療を受けようと

    「どこに行っても治らない」と嘆き続けることになるでしょう。

     

     

    医療に依存的になる。

    その背景にあるのはなんでしょうか。

     

    「楽して良くなりたい。」

    「自分で治すなんて無理。」

    「治療さえ受ければ良くなる筈。」

     

    根底にあるのは自分の治癒力への信頼感の低さ、

    あるいはもっと潜在的に

    自分自身への信頼感の無さ。

     

    時にはそれ自体が病の根本原因になっている場合もあります。

     

     

    あなたの身体はあなたのもの。

    あなたが大切にしていない身体を

    誰もあなた以上に大切にすることなどできないのです。

     

    症状は身体からの警報であり、

    「このままではいけないよ」というメッセージです。

    その声を嫌うことなく、静かに耳を傾け、

    しっかりと向き合ってみましょう。

    そして感謝しましょう。

    それはあなたの治癒力がもたらす声なのですから。

     

     

    自己卑下したり、誰かのせいにしている限り、

    それはあなたの治癒力を下げる重石となります。

    自分の在り方に責任を持てば

    世界は広がり、様々な可能性が高まり、

    明るい未来が開けます。

     

    あなたならどちらが良いですか?

     

     

     

    治療方針

    治療を自己の現状と向き合う場として提供し、

    養生を通して日々の在り方を見つめ、

    健康に対する主体性の確立、

    ひいては自己信頼感を高め、

    健やかな未来を育てる一助となるよう努める。

     

    『己こそ己のよるべ。

     己を置きて誰によるべぞ。

     よく整えし己にこそ

     まこと得難きよるべをぞ得ん』

             (ダンマパダ)

     


    TEL 079-421-9353

    加古川市 根本治療専門 鍼灸治療院きさらぎ
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    #加古川 #鍼灸 #根本治療 #専門

    | 元気の底上げ通信(ほぼ臨床から) | 12:20 | comments(0) | - |
    不安が不安を呼ぶ話
    0

      「人は見たいものを見る」とはよく言われる話。

       

      見たいもの・見たくないもの。

      つまりは強く意識しているものほど見えやすく、

      意識のアンテナを張ってないものは見えづらいということ。

       

      さてさて、あなたは普段、例えば次のどちらに意識を払っていますか?

      〇良いと思える出来事・変化、肯定的なこと、今ある恵、感謝

      ▲悪いと思える出来事・変化、否定的なこと、今足りないもの、不満

       

      〇に意識が向きやすい人とに意識が向きやすい人。

      どちらがストレスを抱えやすいと思いますか?

      もちろんですよね?

       

       

      危機・危険を避けるための警戒本能として

      マイナス事象にも気づく能力はもちろん誰もが備えていますが

      そういう類のことにばかりに目が行って

      〇にはなかなか気づけず、気づいていも過小評価し、

      悲観的にもの考えたり、不満を抱き続けるのは

      あくまで思考習慣の問題です。

       

       

      「私はそういう性格」と思い込んでいる人もいますが、

      性格を形づけるのは後天的な要素が大きく、

      生育環境を除けば習慣の要素がもっとも大きいといえるでしょう。

       

      つまり、

      日々の選択・決断・行動の積み重ねが

      今の自分を作っているということです。

       

       

      さて、同じ治療を受けても

      予後の良い人悪い人がいます。

      その原因のひとつがこの習慣の問題、

      特に思考習慣の問題です。

       

      同じ治療を受けながら予後の悪い人。

      それは悲観的な人、症状にばかりとらわれ人、

      いかに自分が辛いか、ということにこだわる人です。

       

      「人は見たいものを見る」のです。

      意識を払っているものほど見えやすく、大きくなります。

      痛みに執着している人は痛みをより大きく感じます。

      不安に執着するほど不安は大きくなります。

      そしてそれ以外のものには気づけなくなります。

      たとえそれが良い変化であっても。

      気づけない、あるいは気づいても過小評価するので

      その人にとってその良い変化は起こっていないことと同じになります。

       

      ちょうどカメラで小さなものにピントを合わせクローズアップすると

      その対象が大きく細部まではっきりと見えるようになるのと同時に

      周囲の映像はぼやけて見えなくなるのと同じです。

       

      心ここにあらざれば見れども見えず、聞けども聞けず、

      食らえどもその味を知らず

       

       

      思考の比重の大きいものほど脳はその人が重要視していると認識して、

      それに相応しい状況、世界を作り出します。

      不安や痛み、症状にとらわれればとらわれるほど

      それに相応しい状況を固定化させてゆくのです。

      たとえ、治療によって心身に良い変化が表れても

      本人がそれを過小評価すれば、それは必要ない変化なのだなと

      脳はそれを打ち消してゆくことになります。

       

       

      心身の異常事態はさしずめ火事。

      症状とはそれを知らせる身体からの警報。

      いつであれ必要があってその警報は鳴るのです。

      警報がうるさいからと警報だけを消そう、抑えよう、

      感じなくさせようとする。

      それが対象療法です。

       

      警報を消したら火事は治まりますか?

       

       

       

      長期的な視野に立ち、

      警報ではなく火事と向き合って根本的に治そうと思い、

      良い変化は良い変化として気づき受け止め喜べる人ほど

      予後は明るく、

      警報ばかりとらわれ、対症療法的効果ばかりを欲し、

      良い変化を良い変化として受け止め喜べない人ほど

      予後は暗く、治りは遅くなります。

       

      あなたならどちらが良いですか?

       

      どちらを選んでもあなたの道行き、あなたの自由ですが、

      自由には責任が伴います。

      あなたの選択の結果はあなたが引き受けるしかないのです。

       

      どうせなら、明るい未来に向けて

      それに相応しい選択をしてみませんか?

       

      自業自得。

      あなたの世界はあなたの選択次第です。

       

      ※自業(自らの業、行動・発言・思考)

       自ずから得るところとなる

       

       

      『意(おもい)はすべてに先立ち 諸法(すべて)は意になる

       意こそは諸法を統べる

       穢れたる意(おもい)にて且つ語り且つ行わば

       荷車の後を追う彼の車輪のごとく

       苦しみはつきまとう

       意はすべてに先立ち すべては意になる

       清らなる意にて且つ語り且つ行わば

       形に影の添うごとく

       楽しみ(安楽)彼にしたがわん』(ダンマパダ)

       

       

       

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      | 元気の底上げ通信(ほぼ臨床から) | 13:10 | comments(0) | - |
      熱中症・脳梗塞対策できてますか?
      0

        昨日、雨上がりに蝉が一匹鳴きました。

        鳴きだすと一斉に鳴きだす夏の到来を感じる蝉たちの恋。

        の筈が周囲は鳴いていない。

        一声、二声・・・・・鳴くのをやめてしまいました。

        気まずかったのかな〜(笑)

         

        梅雨・・・シトシトと降り続く雨、なんてイメージからは

        ほど遠くなってきた昨今のスコールじみた梅雨ですが、

        梅雨が明ければ猛暑が待っています。

         

        亜熱帯と化した近頃の日本。

        さぞ暑かろうにかてて加えて新コロナの影響でマスク着用の圧力。

        トホホホ・・・暑おます。

        立場上、臨床中はマスク外せませ〜ん(´;ω;`)

         

        まぁそれは置いといて

        通勤・通学中、仕事場においてマスクの着用は逃れがたい今年の夏です。

        いつもの夏以上に熱中症脳梗塞のリスクが予想されます。

         

         

        マスクをしているとマスクの内側が蒸れるので

        喉の渇きに気づきづらくなります。

        その結果、水分補給が遅れ脱水症状に陥りやすくなります。

        マスクをしていなくても冷房で快適な環境で長居していると

        不感蒸泄汗以外の皮膚からの水分の蒸発)により

        脱水症状に陥りやすくなります。

        リモート呑みとやらが流行っているようですが、

        チェイサー(追い水・やわらぎ水)なしで

        アルコールばかり摂取しても脱水症状に陥りやすくなります。

         

         

         

        水分補給は喉が渇いてからでは遅い!

         

        と心に留めて、

        喉の渇きの如何に関わらず、

        小まめな水分補給をしてくださいね!

         

         

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        #加古川 #鍼灸 #根本治療 #専門

        | 元気の底上げ通信(ほぼ臨床から) | 04:03 | comments(0) | - |
        改めて当院の方針
        0

          あなたはあなたを信頼していますか?

           

           

          前回の記事では

          〇当院は根本治療専門院であること

          〇根本治療とは治癒力を引き出し、免疫力を正常化する

           生命力強化の治療であること

          〇病や不調の改善・治癒は治療自体ではなく、

           治療により高まった本人の治癒力によるものであること

          〇ゆえに当院では「症状取り」「痛み取り」の対症療法はしないこと

           

          をお伝えしました。

           

           

          それでも

          『症状取りをしない』

          ということに違和感を覚える方も少なくないでしょう。

          とにかく症状さえ取ってくれればと考えてしまう気持ちも分かります。

          苦しい時は誰でもそう考えてしまいがちですよね。

          でもそれが、「治療院とは症状や痛みを取ってくれるところ」

          という認識が治りを遅くする原因だとしたらどうですか?

          それでもその認識を改めようとは思いませんか?

           

          症状とはそもそもなんでしょうか。

          それは心身の異常事態を知らせる警報、

          あるいはその時点における治癒力の発現そのものです。

          つまり、いつであれ

          症状とは今、必要があって発生するものだということです。

           

          必要があって生じているものを無理やり抑え込んで
          それが身体にとって本当に良いことだと思いますか?

           

          必要があって発生しているのだから、
          その必要性がないようにしてゆくことが重要ではないでしょうか。
          警報を止めたところで火事やガス漏れが治まる筈はないのですから。

           

          〇心身全体を観じつつ、根本原因を尋ね、整えてゆくこと
          〇風邪の諸症状のように治すための働き、それによって
           身体がなそうとしていることを助けること
          〇治癒を阻害する要件を取り除いてゆくこと
          そうやって症状を出す必要性を乗り除いて治癒力を高めてゆくことが
          当院の治療目的です。
          その結果としてあなたの治癒力が病・不調を治してゆくのです。

           

          つまり、当院の治療は
          あなたの治癒力への信頼の上に成り立っています。

           

          あなたはあなたの治癒力を信頼していますか?

           

           

          治療方針に続きます。

           

           

           


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          | 元気の底上げ通信(ほぼ臨床から) | 12:09 | comments(0) | - |
          改めて当院の方針
          0
            素材の味自体を引き出す精進料理や日本料理の店で
            添加物たっぷりのハンバーガーを待ちわびていませんか?

             

             

            これまでホームページでもブログでも
            もちろん臨床でも何度も何度もお伝えしてきたこと、
            当院の治療方針についてお話します。

             

             

            当院は根本治療専門院です。
            病名別・症状別の対症療法は致しません。
            症状取り」「痛み取り」はしない ということです

             

             

            当院のいう根本治療とは、
            心身全体の機能的・構造的不調和を整え、
            あなたが本来持っている心身の機能を
            十分に発揮できる環境を整えることです。

             

             

            東洋医学的に言えば氣(気・血・水)の流れを整えること。
            西洋医学的にいえば、脳脊髄液循環、中枢神経・自律神経の乱れや
            血液・リンパ液・組織液の滞りを整えること。
            当院では伝統的な東洋医学では欠落している
            構造的な問題も重視し整えてゆきます。

             

            低下している治癒力、乱れている免疫力の調整。
            一言でいえば 生命力の強化 です。

             

            病気や痛み自体は根本治療の結果、
            高まったあなたの治癒力が治すのです。
            治療自体が治すのではありません。

             

            これは本当に重要なことですので
            よくよくご理解くださいね。

             

            治療方針を理解した上で治療を受けるのと
            違うものを求めて治療を受けるのとでは
            治療効果も予後も自ずと違ってくるのですから。

             

            当院の方針△紡海ます。

             

             

            加古川の根本治療専門院
            鍼灸治療院きさらぎ

             

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            | 元気の底上げ通信(ほぼ臨床から) | 18:14 | comments(0) | - |
            ここに来ると・・・
            0

              『ここに来ると実家に来たみたいにホッと安心します』

               

              先日、帰り際の患者さんが下さった言葉。
              有難いことです。
              とても嬉しかったです。

               

               

              当院はあくまで治療院。
              慰安院ではありません。
              ですから、慰安、癒しを第1に考えてはおりません。

               

               

               

              健康を取り戻す、健康度を上げる上で最も大切なのは
              それへ向けてのご本人の本気さ、主体性。
              同じ治療を受けても
              治そうという意欲・エネルギーの高い人ほど予後は明るく、
              治してもらおうという依存心の高い人ほどその分治癒は遅くなります。

               

              そして、多くの病や不調の原因はご本人の日常の中にあります。
              それゆえに、時にはご本人にとって耳が痛いことも
              お伝えしなくてはなりません。
              それも治療の一環ですから。

               

               

              ご本人の悩み・苦しみには出来るだけ寄り添おうとしていますが、
              自ら立ち上がろうとしない人を助けることは難しいし、
              自ずから限界があります。
              それはご本人が自分を軽んじ、自分の治癒力や可能性を
              信頼していないということですから。

               

               

              働きかけれは必ず心身は応えてくれます。
              良く働きかければ良く。
              悪しく働きかければまたそれに相応しく。

               

               

              あなた自身の価値を肯定してください。
              あなた自身の潜在的な力を信頼してください。
              あなたの人生を取り戻してください。
              自分から逃げずに向き合えれば、自身の在り方に責任を持てば
              それだけ可能性は広がります。
              それだけ自由になれます。
              それだけ世界が明るく広がります。

               

              縁有って当院に足を運んで下さった方々に
              伝えたいことです。
              だからこそ、時に厳しいことを伝えることもあるのです。

               

               

              そんな当院で、
              「ここに来ると実家に来たみたいにホッと安心します」
              そんな風に言って頂けたとはとても有難く、嬉しいことです。
              患者さんにエネルギーを注入して頂きました(笑)

               

               

              本気で変わろうとしている皆さんの健やかな未来のために
              今年もやるぞ〜!!

               

              ※適当なおためごかしは言えませんので悪しからず。

              そこんとこヨロシク!(笑)

               

               

               

              「ただ一向(ひたむき)に誹らるる
               ただ一向に褒めらるる
               かかるもの
               過ぎし日にはあらざりき
               今もまたあらざるなり
               やがて来む日にも
               あることなからん」
                    発句経

               

               

              加古川の根本治療専門院
              鍼灸治療院きさらぎ

               

              TEL 0794219353
              兵庫県加古川市野口町野口321-3
              公式サイト https://sinq-kisaragi.net/

               

              | 元気の底上げ通信(ほぼ臨床から) | 17:53 | comments(0) | - |
              電話で治療!?
              0

                先日の事。

                 

                朝一番の電話に出ると「おはようございます!」

                聞き覚えのある明るい声。

                今年の春まで当院にご家族で通ってらして

                山形へ引っ越された女性でした。

                 

                「少し相談があるんですけど

                 今って時間ありますか?(笑)」

                 

                切羽詰まったような状況でもなさそうだし、

                すでに来院されている方がいて

                その後もつまっていたので、

                翌日改めて電話させて頂きました。

                 

                 

                なんでも数日前、

                朝起きた時から背中の右側、肩甲骨の内側あたりが

                痛いのだとか。

                じっとしていても、どう動いても痛く、

                始めは服がすれても痛かったのだとか。

                 

                「何か悪い病気だろうか」と不安になり、

                どこに相談すれば良いのか分からないので

                当院に電話してくださったそうです。

                 

                詳しくお聞きして状態のおおよその検討がついたので

                少し指示しながら動いてもらうと

                「あ、良くなりました!痛みません!」

                 

                原因と今後気を付けるべきことを伝えて終了。

                電話での治療と相成りました(笑)

                 

                 

                特別なことはしていませんよ。

                当院は鍼灸院ですから、もちろん治療の中心は鍼灸ですが、
                必要に応じて手技を使う場合もあります。

                今回はその手技を患者さんの手を使ってしただけです。

                 

                そう、

                治療時にどんな手技を受けて、その身体の状態がどう変わったのか、

                興味を持って観察するなり、質問するなりして理解を深め、

                創意工夫すれば限度はあるにせよ、

                ある程度自分で自分を調整することも出来るということですね。

                もちろん鍼は無理ですけど(笑)

                 

                当院では治療に依存的な方を作りたくないので

                自分で出来ること、取り組めることはどんどんお伝えしています。

                ただ依存的に治療を受けるなんてもったいない。

                治療を受けていて分からないこと、

                養生やエクササイズに励んでいて分からないことなどあれば

                遠慮なく訊いてくださいね。

                治そうという意欲の強い方ほど治りは速いのですから。

                 

                 

                 

                いやあ、それにしても嬉しいですね〜。

                遠く離れても頼って下さるってことは。

                有難い一日でした。

                 

                 

                根本治療専門 鍼灸治療院きさらぎ

                TEL 079-421-9353

                公式ホームページ https://sinq-kisaragi.net/

                加古川市野口町野口431-3

                 

                | 元気の底上げ通信(ほぼ臨床から) | 19:38 | comments(0) | - |
                短気は損気
                0

                  質問したらすぐに答えてくれるグーグル先生の大活躍で

                  「すぐに答えが出る」ということに慣れて

                  何事にも「待てなくなった人」が多いそうです。

                   

                  携帯電話の登場で、待ち合わせでじっと待てなくて

                  「今どこにいるの?(怒)」なんて

                  すぐにイライラしたり。

                  心当たりはございませんか?(笑)

                   

                  技術の発展で便利になることはもちろん良いことですが、

                  その状態を「当たり前」と認識することは

                  良いことばかりではないのではないでしょうか。

                   

                  3分待ったら食べられるカップ麺だって

                  調理の仕上げをしてからが3分なだけで

                  その前には大変な手間暇がかかっているんですよね。

                  それを当たり前だと思うことは

                  大切な何かを見失っているように思えてなりません。

                   

                   

                  求める内容がなんであれ、

                  「望んだ結果がすぐに得られないと満足できない」という精神状態は

                  お菓子やおもちゃをねだって買ってもらえずに

                  地団太踏みながら泣き叫んでいる幼児と

                  精神構造上、何か違うのでしょうか。

                   

                   

                  さて、鍼灸治療を受ける上でも

                  「勿体ないな〜」と感じる患者さんが時々いらっしゃいます。

                  望む結果がすぐに得られることに執着する患者さんです。

                   

                   

                  子供の頃からの病や長年の慢性症状の背景には

                  その症状を固定化・慢性化させる要因の積み重ねがある

                  ということが言えます。

                   

                  そして先天性・遺伝性の病など一部の例外を除いて

                  多くの病や不調の原因は

                  姿勢・運動習慣、

                  食習慣、

                  精神習慣(思考癖)

                  という日常習慣にあります。

                   

                  習慣とは、同じ選択・決断を繰り返して

                  それを脳に身体に刻み込んできたということですから、

                  その影響もまた身体にしみこんでいるわけです。

                  症状はあくまでその結果に過ぎません。

                  しかもそれは氷山の一角。

                  慢性症状を抱える身体には

                  表面化している症状以外にも

                  様々な問題があるものです。

                   

                  治療により身体の状況が良くなってくると

                  隠れていた問題が表面化したり、

                  かつてあって今は感じていなかった古い症状が

                  出てくる場合もあります。

                  症状自体を悪だと認識していると

                  そういった治療経過自体も悪いこととしか

                  受け取れなかったりします。

                   

                   

                   

                  さて、当院の鍼灸治療、それ自体は症状そのものではなく、

                  症状を引き起こした根本原因と現状を踏まえ、

                  お身体の状況そのものをより良く整えて

                  その人本来の治癒力を引き出すことが治療の目的となります。

                  その 結果として 症状が改善してゆくのです。

                   

                  ただし、脳や身体に刻み込まれた習慣は

                  慣れ親しんだ状況に戻ろうとしてしまいます。

                  ですから、お身体の状況と

                  そこに至らせた習慣上の問題点を理解し、

                  それを改めてゆくことの必要性の説明、

                  そして、その問題点をどのように改めてゆくかという具体的な養生法、

                  或いは治療で整えた状態を次の治療までどうやって維持してゆくのか

                  その方法をお伝えすること。

                  ここまでが「治療院での治療」となります。

                   

                  お身体の現状と不調の原因を理解しようとするかどうか、

                  理解した上で医療指導を守るかどうか、

                  養生に励むかどうかはご本人の問題です。

                  そしてそれが治療経過を大きく作用してゆきます。

                   

                   

                  さて、新しい症状、表面的な症状は比較的速い段階で変化してゆきますが、

                  内科的な問題や精神的な問題を孕んだ慢性症状の変化は

                  身体全体の状況の改善が進んでから、遅れてやってきます。

                  時間をかけて慢性化した症状を改善してゆくのですから、

                  治療も積み重ねが重要なのは道理ですよね?

                   

                  ですが、「待てない人」「結果を急ぐ人」

                  つまり、「慢性症状がすぐになくなること」に捉われている人は

                  症状自体の変化に捉われているので、

                  しかも0か100かに捉われていることが多いので、

                  症状の背景にある原因の変化、身体全体の変化に無頓着になります。

                  それがやがて症状の変化に育ってゆくことを待てないのです。

                   

                  1回〜数回、鍼灸治療を受けるだけで

                  長年の病や不調が劇的に変わることを望むあまりに

                  治療を受けて身体に起こっている様々な変化、

                  鍼という働きかけに身体が応えてくれているからこそ起こる

                  様々な変化を受け入れ喜ぶことができません。

                   

                  結果、「この治療は私に合っていない」「この治療は駄目だ」

                  と判断してしまいます。

                  そうしてもっと良い治療は、良い病院はないかと

                  ドクターショッピングを繰り返し、

                  治療院ジプシーになってしまうのです。

                   

                  「どこに行っても治らない」という人の多くが抱える問題のひとつが

                  ここにあります。

                   

                  結果を急ぐから結果が出ないのです。

                   

                  そしてそこには自分の治癒力と可能性に対する信頼度の低さがある、

                  と言えるかも知れません。

                  なんとなれば、結果を急ぐ人はみな治療に依存的だから

                   

                   

                  鍼治療という静かな働きかけに身体は必ず反応します。

                  治療後の変化例

                  〇視野が広がり明るくなる

                  〇呼吸が深くなる

                  〇脊柱の可動性が高まり、動きやすくなる

                  〇神経的に弱化していた筋力が回復する

                  〇身体の中心の感覚がはっきりし、安定感が増す。

                  〇肌艶が明るくなる

                  〇むくみが改善し、顔・身体が引きしまる

                  など

                   

                  反応するのはあなたの潜在的な治癒力の働きです。

                  あなた自身の治癒力があなたの病や不調を治すのです。

                  その力を信頼してみませんか?

                   

                  短気は損気、ですよ。

                   

                   

                  『遠くをはかる者は富み

                   近くをはかる者は貧す』

                      二宮尊徳

                   

                   

                  当院は本気のあなたの味方です。

                  お気軽にご相談下さい。

                  全力でサポート致します。

                   

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                  公式サイト https://sinq-kisaragi.net/

                   

                   

                  | 元気の底上げ通信(ほぼ臨床から) | 14:15 | comments(0) | - |
                  仲直りのごめんね
                  0

                    心と身体はひとつ。

                    心の状態は身体に現われます。

                    長年の病や不調の背景に

                    根深い心の問題が潜んでいることは珍しくありません。

                     

                    逆に言えば、

                    向き合うべきことにしっかりと向き合えた時、

                    人の身体は大きく変わります。

                     

                    あなたは症状と言う身体からの声に

                    耳を傾けられていますか?

                     

                    コーチングの感想
                    コーチングの感想 続き

                     

                    当院の鍼灸治療は

                    心身を一つのものととして観る東洋医学を基礎としています。

                    よって鍼灸治療の積み重ねは

                    精神状態にも良い影響を与えます。

                     

                    しかし、幼少時の傷ついた記憶や

                    自己不信につながるような経験、

                    親から植え付けられた偏った価値観など

                    潜在意識レベルで問題を抱えている場合は

                    鍼灸治療とは別にそれと直接向き合うことも大切だと思います。

                     

                    そこで当院では、ご希望に応じて

                    メンタルコーチングも随時行っています。

                     

                    あなたもあなた自身の本当の感情と

                    向き合ってみませんか?

                     

                     

                    根本治療専門

                    鍼灸治療院きさらぎ

                     

                    公式サイト https://sinq-kisaragi.net/

                    TEL 079-421-9353

                     

                    メンタルコーチングにご興味のある方は

                    公式サイト内の「特別メニュー」を

                    ご参考下さい。

                     

                    | 元気の底上げ通信(ほぼ臨床から) | 18:18 | comments(0) | trackbacks(0) |
                    大当たり!
                    0

                      昨夜は珍しく、〇カ〇ピザを注文しました。

                      因みに昨日の食事はこれだけ。

                      カリカリの生地にベーコン・トマト・ポテトに

                      マカロニみたいなもの、そしてエビが乗っているやつ。

                       

                      たまに食べるといつも思う。

                      ピザってやつは何が載っていても

                      結局トマトとチーズが勝っちゃうのね(笑)

                       

                      それから暫くして床に就き、
                      真夜中2時すぎ。

                       

                      「痛い!」
                      お腹を締め付けるような急激な痛み。
                      たまらず厠へかけこむや、見事に下痢。
                      そして吐き気。

                       

                      しばらく出られず、
                      また朝まで何度か往復。

                       

                      脈を診ると全体に細く弱く且つ速く打っている。
                      肝に関する脈がもっとも沈んで細く渋っている。
                      肝虚寒証。
                      神経反射テストでも胃腸全体と肝臓に異常反応有り。

                       

                      食事から約5時間。
                      典型的ですな。当たってしまいました。
                      恐らくはエビ。

                       

                      先日、食中毒と鍼灸治療について投稿したばかりなのに
                      当の自分が当たってしまうとは(笑)

                       

                       

                      早速治療。身体の求めに応じて鍼を施す。
                      吐き気が治まり、腹部全体の重だるい不快感消失。
                      息もしやすくなる。
                      その後、もう一度下痢をしてスッキリ。

                       

                      脈を診ると全体に生気ある脈に変わってきたが、
                      まだ全体に弱く、肝の脈もやや渋っている。
                      間を置いてもう一度治療しよう。

                       

                      ここ大事なところです。

                       

                      症状が治まったからと言って
                      治ったわけではないという事です。

                       

                      もちろん治療前よりも状態は良くなっているわけですが、
                      まだ内臓の負担自体は取りきれていない。
                      きちんと回復し、そしてその状態を維持できるまでにもっていくには
                      さらに治療をする必要があります。
                      今回は急性症状でしたが、慢性症状なら猶更です。

                       

                       

                      「症状が治まった、痛みが取れた=治った」と自己判断して
                      途中で治療を止めてしまえば、
                      高い確率で再発します。
                      だってまだ治ってませんから。

                       

                      「私、どこで治療を受けてもすぐ戻ってしまうのよ〜」と
                      言う方がそういう状況を繰り返す原因のひとつがここにあります。

                       

                      症状が治まった、痛みが取れた、
                      その後の治療の方がむしろ大事なのです

                       

                      症状への捉われから離れ、しっかりと自分の身体と向き合うことが
                      治癒への早道です。

                       

                       

                      さて、以前定期的にメンテナンスに来られている患者さんの一人が
                      急な胃の不快感と吐き気を訴え来院されたことがあります。
                      この時も肝虚寒証でしたが、
                      時間が経つともっと悪くなりそうな気配のする脈でした。
                      本治法と呼ばれる鍼治療と
                      この時は補助的にお灸も施しました。

                       

                      ご帰宅後、他のご家族は激しい下痢・腹痛・嘔吐・発熱で
                      苦しまれたそうですが、この方は下痢だけで済んだそうで、
                      喜んでらっしゃいました。
                      ご家族で牡蠣料理を食べた後だったようです。

                       

                      劇症の食中毒は西洋医学での緊急処置が必要ですが、
                      軽い食中毒なら充分に鍼治療で対応できます。
                      また早目早目の治療が重症化を阻む力になるとともに
                      回復を速めます。

                       

                       

                      気になることがあれば、お気軽にそしてお早目にご相談下さい。

                       

                       

                      根本治療専門 鍼灸治療院きさらぎ
                      TEL 079−421−9353
                      公式サイト 

                       

                      #加古川市 #食中毒 #食当たり 

                      #下痢 #嘔吐 #吐き気 #発熱

                       

                       

                      | 元気の底上げ通信(ほぼ臨床から) | 15:21 | comments(0) | trackbacks(0) |
                      食中毒と鍼灸治療
                      0

                        鍼灸治療は感染症にも対応できることをご存知ですか?

                         

                        風邪やヘルペス、顔面神経麻痺(感染が原因でない麻痺もあります)

                        予防接種による感染に起因する症状などは

                        当院では比較的よく扱う症例です。

                         

                        さて、感染症の中でも鍼灸の適応疾患として

                        意外に知られておらず、

                        そして意外に多いのが食中毒。

                        食当たりですね。

                        梅雨の時期から最近のように熱い時節は特に要注意です。

                         

                         

                        食事してから数時間以内に

                        下記のような症状が現われます。

                         

                        胃の不快感

                        胃けいれん

                        吐き気

                        嘔吐

                        下痢(軽ければ便秘にも)

                        身体の重だるさ 疲労感

                        発熱

                        など

                         

                         

                        下痢や嘔吐がなく、なんとなく身体が重いなどという場合、

                        食中毒だというご自覚はあまりないことが多いですが、

                        激しい嘔吐や下痢を伴わない、胃の不快感や身体の重だるさなど

                        軽い食あたりなら、驚くほど頻繁に起こっています。

                        肉・魚は火を通していても完全に細菌を殺せるわけではないので、

                        弁当やお惣菜など調理から時間が経ったものは気を付けましょう。

                         

                         

                        当院では脈診と触診、筋肉反射テストなどによって

                        病態を把握し、適切な鍼治療を施してゆきます。

                        治癒力を活性化させる治療ですので、

                        必要に応じて下痢などの症状が強くなる場合もありますが、

                        それは排泄機能が高まっている証拠ですから、

                        その分治りが速くなります。

                        大抵は治療中に身体の不快感は消えることが多いです。

                         

                         

                        感染機序は違いますが、同様の症状のウィルス性胃腸炎などにも

                        効果的です。

                        治癒力自体を高めるための治療なので

                        感染菌・ウィルスの種類の違いは問題ではないのです。

                         

                        ※もちろん、緊急的処置が必要な劇症の場合は

                        西洋医学の対症療法の方が効果的です。

                         

                         

                        劇症ではないが、胃の不快感や吐き気がある、

                        胃の不快感や吐き気が続く、

                        胃腸炎の病院での治療後も、

                        なんだか調子が悪い、

                        というような場合はお気軽にご相談下さいね。

                         

                         

                         

                        根本治療専門 鍼灸治療院きさらぎ

                        TEL 0794219353

                        公式ホームページ

                         

                        | 元気の底上げ通信(ほぼ臨床から) | 12:28 | comments(0) | trackbacks(0) |
                        「今」と向き合う稽古
                        0

                          「鍼を打ってもらうといつも手先足先まで何かが流れ

                           温かくなってゆくのを感じます」

                           

                          つい先日、治療中、そう言って下さった方がいらっしゃいました。

                          実はこれ、本当に大切なことです。

                          身体に起こった変化・現象が、ではなく、

                          その変化に彼女が気付いたということが、です。

                           

                          何故なら彼女は、「今」と向き合えていたからです。

                           

                          さらに彼女の良い点は

                          今、身に起こり感じ取った変化を

                          言葉にすることが出来たことです。

                          それは日常に起こる様々な良い変化を

                          受け取り喜べる心の習慣があるという事だからです。

                           

                          今起こっていることを受け取るには

                          今を生きていなければなりません。

                          それとは対照的に過去や未来に生きている人
                          つまり、頭の中で生きている人は
                          多くのものを見逃し聞き逃してしまいます。
                          そのような悪癖から離れ、
                          「今」を感じとる感覚を取り戻すには
                          自分の身体と向かい合える治療時間は
                          大変有意義な機会にすることが出来るでしょう。
                          しかしながら実のところ、

                          多くの方がなかなか ソレが出来ないのです。

                           

                           

                          仕事の事、その日の次の予定、晩御飯の献立の事・・・・

                          鍼治療中も未来の出来事で頭がいっぱいの人。

                           

                          「〜すると必ず〇〇の症状がでる」

                          「こないだは〇〇の症状が出た」

                          記憶の中の症状を追いかけ続ける人。

                           

                          「どうして私がこんな体にならなくちゃいけないの」

                          「前はこんなじゃなかったのに」

                          「こんなのは私じゃない」

                          自問自答を繰り返しながら過去を現在に持ち込んで

                          頭がいっぱいの人。

                           

                          「私の身体はこのままどうなってしまうんだろう」

                          「本当はもっと悪い病気なんじゃないか」

                          悲観的な未来を想像して頭がいっぱいの人。

                           

                           

                          過去と未来という頭の中のこしらえごとに縛られて

                          「今」に生きていないのです。

                           

                           

                          鍼を打ち始めると身体は時々刻々と静かに変化してゆきます。

                          全身の気血の流れが良くなり、冷えた身体は温まり始め、

                          火照った身体は程よく冷めてゆく。

                          内臓が動き出し、グルグルと腸が鳴る。

                          浮腫みが取れ、体が締まってくる。

                          無駄な筋肉の緊張が緩み、ベッドへ深く身体を委ねられるようになる。

                          浅かった呼吸が静かに深くなってゆく。

                          ・・・・・etc

                           

                          その変化はまさに「今」起こっていること。

                          その変化をつぶさに感じ取っていくということは、

                          「今」と向き合うということです。

                           

                          諸行は無常。

                          「今」は常に変化し続ける「今」です。

                          変化しないものなどないのですから、

                          感じようとすれば、

                          感性を繊細に研ぎ澄ませ、それに身を委ねれば、

                          様々な変化に気付けない筈はないのです。

                           

                          そうやって身体を通して「今」と向き合う稽古を繰り返す程、

                          感覚はより繊細に柔らかく鍛えられてゆき、

                          より小さな変化をも感じ取れるようになってきます。

                           

                          やがてそれは

                          日常に起こる様々な変化をも捉えだしてゆきます。

                          今まで見えていなかったものが見えるようになり、

                          今まで聞こえていなかったものが聞こえるようになる。

                          それだけ、世界が広がり開けてくるということです。

                           

                          素晴らしいと思いませんか?

                           

                           

                          過去や未来や不満や不安や願望や、

                          いつも考え事、こしらえごとで頭をいっぱいにしている人は

                          自分の尺度に沿った見たいものや

                          見たくないものばかりを見てしまいます。

                           

                          そのようなものにばかりアンテナを張っているので

                          本当に良い変化が目の前に起こっていたとしても

                          見逃してしまうのです。

                          たとえ気づいても喜べないのです。

                           

                          不安が不安を呼び、不満が不満を呼び、

                          自らその色に世界を染めてしまいます。

                          暗い、辛い、私は可哀想だ、

                          自分で拵えたそんな色眼鏡で世界を見る限り、

                          世界はいつも暗く辛いまま。

                           

                          感情や願望や出来事の自己解釈に惑わされず、

                          「今」と向き合っていかない限り、

                          その世界から抜け出すのはなかなか難しいのではないでしょうか。

                           

                           

                          身体と向き合う。その変化を味わってゆく。

                          それは「今」と向き合うまたとない稽古。

                          感性を、感覚を柔らかに育ててゆく機会にすることが出来ます。

                           

                          ですから、当院では治療前の数分、

                          ベッドに横たわって目を閉じ、自分の身体を、

                          身体の現状を観察してもらう時間を設けています。

                           

                          変化を変化として感じ、

                          そしてそれを受け入れる心と身体の用意がきちんとできるほど、

                          同じひと鍼でも身体の反応はそれだけ速く、深く、広くなってゆきます。

                          同じ治療の中で気づけることも多くなります。

                          その結果、治療効果が高まり、回復も速くなってゆきます。

                           

                          その気付きを活かして、日常の自分の身体の変化を観察し、

                          養生に励めば、猶更回復に拍車がかかります。

                           

                          逆に症状に捉われ、願望に捉われ、過去に捉われ、

                          不安や不満に縛られていると、

                          それだけ道は遠くなります。

                           

                           

                          同じ時を過ごしながら、それだけの差が出てしまう。

                          もったいないと思いませんか?

                           

                           

                           

                          余計なことは考えない。

                          ヨガも瞑想も座禅も「今」と向き合う稽古ですね。

                          日常の一々の作務に徹することも

                          「今」と向き合う稽古にすることが出来ます。

                           

                          日常を稽古に。

                          それが出来たら最高だと思いませんか?

                          誰もが取り組めることです。

                          「私には無理」と自分を見限らない限り。

                           

                           

                          先ずは身体と向き合うことから

                          始めてみませんか?

                           

                          『世界がどのように観えようと
                           それは自分の在り方への応答だ
                           何も観えていない私
                           愚かさを深めよう
                           闇と向き合う者にだけ
                           光はすでに届いている』

                           

                           

                          昨日までとは違う、新たな未来を開いてゆくには

                          今の自分としっかり向き合ってゆく必要があります。

                          逆に言えば、今の自分としっかり向かいあわずに

                          昨日までの生き方(習慣)を改善することがないなら

                          昨日をなぞるようにしか生きられないということであり、

                          新たな未来を切り開いてゆくことは難しいでしょう。

                           

                          あなたはそういう人生を選びますか?

                          それとも見たこと聞いた事のない新しい世界を想像し、

                          創造していける人生を選びますか?

                           

                          本気で変わりたい、人生を変えたい方は

                          お気軽にお電話下さい。

                           

                           

                          根本治療専門

                          鍼灸治療院きさらぎ

                          TEL 0794219353

                          公式サイト https://sinq-kisaragi.net/

                           

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                          #加古川 #鍼灸 #今と向き合う #稽古

                           

                          | 元気の底上げ通信(ほぼ臨床から) | 10:59 | comments(0) | trackbacks(0) |
                          嬉しいご報告
                          0

                            先日、患者さんからご連絡がありました。

                            「昨日の朝、第2子を出産しました」と。

                            先月、逆子(33週)のため、来院された方でした。

                             

                            こういうご報告って嬉しいんですよね。
                            生まれたばかりのお子さんの写真も添えられてあり、
                            可愛いなぁとしばらく見入ってしまいました。

                             

                            鍼灸って逆子にも対応できるんですよ。
                            ご存知でしたか?

                             

                            といっても当院の鍼灸治療は
                            無理やり逆子を回すための対症療法じゃなく、
                            逆子になるような心身の不調和自体を整えてゆく治療です。
                            結果として逆子状態が改善してゆくということですね。
                            ですから同じ鍼灸治療が安産にも繋がってゆきます。

                             

                            件の患者さんもお二人目ということもありますが、
                            3時間ほどだったそうです。
                            妊娠中も定期的に鍼灸治療を受けていた従妹の奥さんも
                            先日出産したのですが、数十分でした(笑)

                             

                             

                             

                            巷の多くの院では俗に「痛いとこバリ」と呼ばれる

                            西洋医学的な刺激理論による鍼治療が行われていますが、

                            東洋医学的な鍼治療を学んできて良かったなと思います。

                            症状別に治療するのではなく、

                            その方の病態・体質・体力・体調に合わせて治療できるからこそ、

                            基本的にどのような方も受け入れられるし、

                            避けられがちな妊娠中、特に妊娠初期の施術も 

                            安全に対応することが出来るのですから。

                             

                             

                            妊娠前(不妊症・不育症、月経困難症など)
                            妊娠中(つわり、むくみ、妊娠中毒症、逆子など)
                            妊娠後(乳汁不足、乳腺炎、恥骨痛・腰痛・股関節痛、うつ)
                            など、婦人科疾患や妊娠中・妊娠後の治療・体調管理で
                            通われる方も少なくありません。

                             

                            何か気になることがある方、
                            もっと健康的に妊娠期を過ごしたい方、
                            安産のために出来ることをしたい方など
                            お気軽にご相談くださいね。

                             

                            もちろん、力が及ばないこともあるけれど
                            精一杯お手伝いさせて頂きます。

                             

                             

                            それにして乳児からご高齢者、そして妊婦さんまで。
                            沢山の方に喜んで頂ける、いくばくかのお役に立つことができる。
                            改めて良い為事だなぁ。

                             

                             

                            根本治療専門
                            鍼灸治療院きさらぎ

                             

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                            #加古川市 #鍼灸院 #逆子 #婦人科疾患

                             

                            | 元気の底上げ通信(ほぼ臨床から) | 14:55 | comments(0) | trackbacks(0) |
                            なつぞら
                            0

                              4月1日から始まったNHKの朝ドラ「なつぞら」、見てますか?

                              昨日第四話の台詞が素晴らしく、印象的だったのでおすそ分けです。

                               

                               

                              主人公は空襲で母を、戦地で父を亡くした戦災孤児の9歳の女の子。

                              兄弟と別れ、父の戦友に引き取られ

                              ひとり東京から北海道へ。

                              見知らぬ土地で見知らぬ家族との暮らしが始まる。

                               

                              そっけない家族に受け入れてもらおうと

                              必死で働き、笑顔を絶やさない主人公「なつ」

                              そんななつに草刈正雄演じる一家の長、

                              北海道開拓者で酪農を営む厳しく頑固そうな老人が

                              静かに語りかける。

                               

                               

                              『ちゃんと働けば必ず報われる時が日が来る。

                               報われなければ働き方が悪いか

                               働かせてる者が悪いんじゃ。

                               そんなとこはとっとと逃げ出しゃあいいんじゃ。

                               

                               だが一番良くないのは

                               人がなんとかしてくれると思って生きることじゃ。

                               

                               人は人をあてにするもんを助けたりはせん。

                               逆に自分の力を信じて働いていれば

                               きっと誰かが助けてくれる。

                               

                               お前はここ数日、本当によく働いた。

                               そのアイスクリームはお前の力で得たものだ。

                               お前なら大丈夫だ。

                               

                               だからもう、無理に笑うこともない。 

                               謝ることもない。

                               堂々としていれば良い。 

                               堂々とここで生きろ 』

                                         NHK朝ドラ「なつぞら」より

                               

                               

                               

                              人の顔色を窺いながら、人からの評価を気にしながら

                              偽りの自分を演じたり、卑屈になって自ら苦しんでいませんか?

                               

                              或いは誰かがなんとかしてくれると依存的になって

                              自分を生きることを、主体的に生きることを放棄していませんか?

                               

                               

                              卑屈さ

                              偽りの自分

                              依存心

                               

                              共通しているのは自分の可能性を閉ざす自己不信感です。

                               

                              当院の鍼灸治療は

                              心身をひとつのものとして捉える東洋医学的身体観を

                              基礎においていますので

                              運動器疾患だけでなく、内科疾患や精神疾患を抱えた方を

                              多く診させていただいておりますが、

                              うつやパニック障害、神経症など精神疾患の背景には

                              さらには回復の遅い慢性疾患の背景には

                              そんなマイナスな思考習慣、情緒的偏重があることが少なくありません。

                               

                              「自分には無理」「自分なんて」

                              心当たりはありませんか?

                               

                              自分を信頼しないで、どうして自分の可能性が開けましょう。

                              自分を信頼しないで

                              どうして自分の潜在力を輝かせることが出来るでしょう。

                               

                              言い訳せずに自分としっかり向き合うほど

                              自分の在り方、人生にしっかり責任を持つほど

                              健康への道は開かれます。

                               

                               

                              『健体康心』

                              心と身体 

                              ともに健やかでこそ初めて健康なのです。

                              あなたは今、健康ですか?

                               

                              加古川市 根本治療専門 鍼灸治療院きさらぎ

                              TEL 079−421−9353

                              公式サイト 

                              https://sinq-kisaragi.net/

                               

                               

                              | 元気の底上げ通信(ほぼ臨床から) | 08:33 | comments(0) | trackbacks(0) |
                              トップアスリートに学ぶ自分の可能性の高め方とは?
                              0

                                アジア大会2018inジャカルタ

                                あなたはご覧になりましたか?
                                 

                                主に水泳と陸上ですが、私はとても楽しみに見ていました。
                                世界陸上、世界水泳、オリンピックなど
                                沢山のトップアスリートの美しい動き、素晴らしいパフォーマンスを
                                たっぷりと見ることが出来るのは楽しいものです。
                                 
                                その気さえあれば、色んな気づきや学びが得ることも出来ます。
                                特に患者さんにも見てもらいたいなと思うのは
                                彼らの精神的姿勢です。
                                 
                                それは何故だと思いますか?

                                 
                                〇成長すること、自分の現在の限界を超えてゆくこと、
                                より良く変化することへの積極性
                                〇結果を真摯に受け止め、言い訳せず、次の成長への課題を
                                見つけようとする主体的姿勢
                                〇コーチやトレーナー、選手仲間その他、
                                周囲の人達への感謝を忘れない謙虚な姿勢
                                優れた選手ほどこれらの姿勢が身についています。
                                だからこそ、人一倍の努力を継続でき、
                                挫折を乗り越えることが出来、
                                成長し続けていくことが出来るのでしょう。

                                成長することへの貪欲さ
                                そのための努力・研鑽を厭わない積極性
                                言い訳をしない主体性
                                そして今ある恵を歓び、感謝できる素直で謙虚な心
                                これらは自分の可能性を最大限に活かす要点ではないでしょうか。


                                翻って患者さん達に当て嵌めてみると
                                これらの精神的姿勢を身につけている人、
                                或いはそうあろうと心がけている人は
                                残念ながら思いのほか少ないのが現実です。
                                 
                                先天性・遺伝性の病や感染症など一部の例外を除いて
                                殆どの病や不調の原因は本人の日常生活、日々の習慣の中にあります。
                                故に根本的な治癒を目指し健康を望むなら
                                今ある良くない習慣を改め、より良い習慣を積み重ねてゆくことは
                                健康を取り戻すための必須不可欠な要素です。

                                 
                                姿勢、立ち方・座り方・歩き方など体の使い方を変えてゆく。
                                恣に食べずに体の欲するものを欲する分だけ食べ、必要以上に食べない。
                                愚痴、不平不満を言わず、言い訳や被害者的発言・口癖を止める。
                                など、その気さえあれば誰でも日常的に誰でも取り組めるものです。

                                意志一つだけで。ほんの少しの心がけだけで。
                                 

                                しかもそれは日常的に取り組めることですから
                                トップアスリートの厳しいトレーニングなどとは
                                比較にならないほど容易いことですよね。

                                日常をトレーニングにしてゆくわけですから、
                                心身の変化は必ず現れます。
                                 
                                もちろん始めから上手に取り組める筈はありませんから、
                                間違った取り組みの結果も体に現れてきます。
                                それは次の受診時に「取り組み方の間違い」を検証し、
                                その都度修正してゆけば良いのです。
                                 
                                取り組みながら、自分と向き合い、
                                試行錯誤する過程で人は成長できるものです。
                                言い訳を並べて端から取り組まない方は
                                そのチャンスさえみすみす放棄していると言えます。
                                 
                                ですから、治療中に指摘されたこと、気づいたことを
                                すぐに日常に活かそうと努力する方、
                                伝えられた養生法や必要なエクササイズなどを素直に実践する方は
                                そうでない方と比べて格段に速く、
                                自分の望む未来を切り開いてゆくことが出来ます。
                                 
                                逆に
                                「私には無理」「私なんて」「これが私だから」「今までこうやってきたから」
                                などと言い訳探しが得意な方や実践しない自分を正当化する方、
                                「誰かがなんとかしてくれる」「治療さえ受けていれば」
                                などと依存性が高く、自分の言動への主体性や責任感のない方、
                                愚痴や不平不満が多く、被害者意識が強く、
                                今ある恵に感謝できない傲慢な思考習慣のある方などは、
                                もちろん同じように鍼灸治療を受けていても経過は芳しくありません。

                                これらの精神的姿勢は、成長すること、より良く変化することを拒み
                                「今までの自分のやり方(習慣)」を守ることに
                                エネルギーを注いでいるからです。
                                 
                                自分の可能性をわざわざ閉ざしているのですから
                                未来が明るくなる筈はない、と思いませんか?
                                 
                                「どこに行っても良くならない」とドクターショッピングを繰り返す
                                治療院ジプシーになってしまっている方は、
                                どこに行っても良くならないような言動、習慣を繰り返しいるのです。
                                そうして大切な時間を無駄にし続けてゆくことになります。


                                人生は時間で出来ています。
                                時間を無駄にすることは人生を無駄にすることです。
                                もったいないと思いませんか?


                                健康になろうとすることは、
                                不健康なこれまでの自分の在り方を捨ててゆくということです。
                                昨日までの自分のやり方に囚われずに
                                新しい自分になるということです。

                                不健康な在り方を捨てずに健康になることは出来ません。
                                今までの自分のままで新しい自分になることは出来ないのです。


                                当院は根本治療専門院です。
                                鍼灸治療と養生を通じてあなたがあなた自身と向き合い
                                身も心も健やかになって頂くための機会を提供しています。

                                本気で健康になりたい方、健康になってやりたい夢や志のある方、
                                当院が全力でサポートさせて頂きます。
                                お気軽にご相談下さいね。


                                TEL 079-421-9353
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                                #加古川市 #鍼灸院 #アスリート #根本治療 #コンディショニング #自分と向き合う

                                | 元気の底上げ通信(ほぼ臨床から) | 13:28 | comments(0) | trackbacks(0) |
                                努力の方向性、合ってますか?
                                1

                                例えば兵庫から東京へ向かいたいのに

                                福岡行きの電車に乗る人はいない。

                                 

                                例えばパスタを作りたいのに

                                ちらし寿司の食材を用意する人はいない。

                                 

                                望む結果を得たいなら、

                                それに相応しい適切な方法を選択することが必要だ。

                                当然の道理。

                                 

                                けれども健康になりたいのに

                                それに相応しい適切な方法を選ばない人は実に多い。

                                 

                                 

                                どんな努力をしてみても

                                その努力の方向性が得たい結果へと向いていないなら

                                その努力は時間の無駄だ。

                                というより、その不適切な努力が生む望まざる結果を

                                その身に引き受けなくてはならない。

                                なんとなれば、自分の言動の結果の責任を負うのは

                                もちろん自分なのだから。

                                 

                                 

                                今、心身に関して何らかの不調を感じているなら、

                                今、何かの病を得て苦しんでいるのだとしたら、

                                先天性・遺伝性の病や不可避な外傷など一部の例外を除いて

                                その原因は間違いなく自分の生活習慣の中にある。

                                 

                                症状とは積み重なった悪習慣の結果、

                                耐え切れなくなった心身から自分への警報だ。

                                 

                                その警報を無視して、その警報音だけを消してくれ、

                                症状だけを消してくれたらそれで良い。

                                と考える方は、哀しいかな、少なくない。

                                 

                                 

                                意識が症状だけに向いているため、

                                原因となる自分の習慣上の問題点と向き合うことが出来ない。

                                意識が症状だけに向いているため、

                                治療によって起こる様々な心身の変化に気づくことが出来ない。

                                意識が症状だけに向いているために、

                                症状の改善には気づけず、気づいても喜べず、

                                残った症状にばかり目がゆき、

                                「私は辛い」「私は可哀想」という被害者意識を

                                せっせせっせと育ててしまう。

                                 

                                被害者意識が強いので、

                                「誰かがなんとかしてくれる」から抜け出せず、

                                自分にとって耳が痛い事、向き合うべきことから

                                目を逸らしてしまう。

                                 

                                 

                                 

                                養生(生活習慣の改善)という自己治療を抜きに、

                                鍼灸治療だけでご本人が抱える根本的な問題を解決できるはずもない。

                                これもまた道理。

                                道理を無視して横車を押すことを無理と言う。

                                 

                                「今までの自分のままで、今までのやり方を改めずに  

                                 望む良い結果だけ欲しい」

                                 

                                あなたにも心当たりはないだろうか。

                                 

                                 

                                さて最近、ご来院された不妊状態に悩む女性。

                                病院での検査の結果、数値的には特に問題がないという。

                                男性の側にも問題がなく、条件的にも理由が分からないという。

                                 

                                数値的に問題がなくても条件的に問題がなくても

                                全く健康という人はいない。

                                 

                                たとえ西洋医学的に「異常なし」と言われるような状態でも

                                その時々における最上の状態へ心身を整えてゆける手立てがあるのが

                                東洋医学的鍼灸の強みだ。

                                 

                                 

                                彼女の場合、冷えの症状がとても強かった。

                                その直接的原因に関する説明は省くが

                                足部(足首から下)が非常に冷たく、

                                手を触れずにかざしているだけで冷気が伝わり、

                                触れるとこちらの手の体温が奪われていくほどだった。

                                 

                                鍼灸治療を施した後、足部の血行が良くなり、

                                次の来院時には「数日間足がポカポカしていた」という。

                                初診時にお伝えした姿勢や歩き方の問題もすぐに実行されていたので、

                                簡単なエクササイズをお伝えした。

                                 

                                何度目かには冷えを感じることはなくなり、

                                現在では手足ともに程よく温かい。

                                もちろん治療の効果もあるが、

                                これは彼女が伝えられたことを素直に実践されたからだ。

                                 

                                 

                                どれだけ医療指導を受け、養生の大切さを伝えられても

                                多くの方が実践しないその中で、彼女が素直に実践できたのは

                                彼女本来の性質もさることながら、

                                彼女が何のために健康になりたいのか、目的意識を持って、

                                主体的な問題意識を持って治療に臨んでいるからだ。

                                 

                                 

                                食習慣、姿勢・運動習慣、そして精神習慣。

                                その気にさえなれば改善できることは誰にでも山ほどある。

                                目的がはっきりし、目標が高いほど、

                                主体的に養生に励むほど気づきも増えるから 

                                より高い基準で取り組めることも見えてくる。

                                次第に鍼灸治療に対する身体の反応が速くなり、

                                心身の変化に対する感受性も高まり、

                                それに伴い治療効果もより高まり、治りが速くなってゆく。

                                 

                                 

                                「誰かがなんとかしてくれる」と思っていいる多くの方は 

                                養生に励まず、医療指導を守らず、不養生を繰り返すことに

                                すなわち「変化しないこと」「成長しないこと」「治さないこと」に

                                エネルギーを注いでいるのだから

                                もちろんその分治りは遅くなる。

                                 

                                 

                                 

                                働きかければ必ず心身は応えてくれる。

                                良く働きかければ良く

                                悪しく働きかければまたそれに相応しく。

                                これもまた当然の道理。

                                 

                                 

                                あなたは道理を尊びますか?

                                それとも無理を尊びますか?

                                 

                                当院は本気のあなたを全力でサポート致します。

                                 

                                 

                                 

                                加古川市 根本治療専門 鍼灸治療院きさらぎ

                                TEL 079-421-9353

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                                #加古川 #鍼灸 #養生 #不妊 #適切な努力
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                                アンテナと世界
                                1

                                短歌や俳句、川柳を始めると

                                季節の移り変わりや日常のちょっとした変化に

                                気づけるようになるとよく聞きます。

                                 

                                句をひねるに当たって何かネタはないかと

                                アンテナを張るようになって感覚が繊細になり、

                                今まで見過ごしていたものに気づけたり、

                                聞こえていなかったものが聞こえるようになる。

                                 

                                何に焦点を当てるか、

                                そのアンテナの張り方ひとつで

                                世界は変わるということですね。

                                 

                                 

                                さて、症状とは必要があって出てきているものなので

                                一時しのぎの痛み取り、対症療法は

                                当院では基本的にしないのですが

                                患者さんご自身が施術前後の体の変化を知る一つの指標として

                                圧痛点(押さえて痛む場所)を触診することがあります。

                                 

                                先日はこんなことがありました。

                                 

                                鍼灸治療前の診察の際、軽く触れただけで

                                患者さんが「痛い!」と顔をしかめるような部位がありました。

                                皮膚の表面から硬く突っ張って過緊張しており、

                                弾力がなく過敏になっていました。

                                関係する関節の可動制限もありました。

                                 

                                 

                                鍼灸治療後(直接的施術はなし)、

                                再度触診すると件の部位の緊張はほぼ消え、

                                適度な皮膚・筋肉の弾力があり、

                                関節の可動制限も改善していました。

                                が、患者さんの反応は「痛い!」

                                先程と同じように顔をしかめています。

                                 

                                ん?

                                 

                                「今どんな感じですか?」

                                「まだ痛いです」

                                「では、はじめの痛みを10としたら、今どれくらいの痛みですか?」

                                「・・・2くらいですね・・・あれ?(笑)」

                                「まだ2痛いということは言い換えると?」

                                「もう8割がた痛くないということですね(笑)」

                                 

                                痛みの度合いが8割方なくなり、10から2になっても

                                「痛い!」としか反応できなかったのは

                                痛みの変化ではなく、「痛いかどうか」にアンテナを張っていたから。

                                0か100かに焦点を置いていたので、たとえ痛みが2に変化していても

                                彼女の中では「100%」痛かったのですね。

                                そのせいで8割の変化に気づけなかったのです。

                                 

                                カメラのピントを一点に合わせクローズアップすると

                                その周囲がぼやけて見えなくなるのと同じことです。

                                 

                                 

                                またこんなこともありました。

                                最近めまいを主訴に来院された男性。

                                何度目かの来院時、「今週は調子が悪かったです」

                                 

                                「どんな風に調子が悪かったんですか?」

                                「火曜日にひどいめまいがありました。」

                                「ほかの日はどうでしたか?」

                                「ほかの日はあまり・・・気にならなかったです」

                                「では、めまいの頻度や強さは大分減っているんですね?」

                                「そうですね」

                                「強いめまいがあったのは1日だけですね?」

                                「はい」

                                「○○さんの中では1日調子が良くない日があると

                                 その週全体が調子が良くない週ということになるんですか?」

                                「・・・・そっか、おかしいですね(苦笑)」

                                 

                                起こっている現象をどう捉え認識するかで

                                自分の見る世界は変わってきます。

                                 

                                自分にとって嫌なこと、都合の悪いことばかりにとらわれるあまり

                                身に起こっている良い変化に気づけない。

                                これってとてももったいないことだと思いませんか?

                                 

                                多くの病や不調の原因は日常生活にありますが、

                                その中でも最も根深い問題がこの精神習慣、思考習慣の問題です。

                                そしてそれだけにその重大さに気づき、

                                本当の意味で腹から理解できてくると

                                同じ治療を受けても予後は大きく変わってくるのです。

                                 

                                 

                                今回のことで件のお二人は

                                「自分で自分を苦しめている」その現状に気づき、

                                そしてそれを笑うことが出来ました。

                                これはとても大切なことです。

                                 

                                ストレスや不幸をかき集めるこのような物事の捉え方は

                                性格ではなくあくまで精神的な習慣、

                                感じ方・考え方の癖でしかありません。

                                習慣ですから意志一つで変えてゆくことが出来ます。

                                 

                                 

                                鍼灸治療を通して、養生を通してしっかりと自分と向き合ってゆくと

                                あなたもきっと新しい扉が開けます。

                                一歩前へ進んでみませんか?

                                 

                                 

                                 

                                『世界がどんな風に観えようと

                                 それは自分の在り方への応答だ

                                 

                                 何も観えていない私

                                 愚かさを深めよう

                                 

                                 闇と向き合う者にだけ

                                 光はすでに届いている    』

                                 

                                 

                                 

                                TEL 079ー421ー9353

                                加古川の根本治療専門院 鍼灸治療院きさらぎ 

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                                #加古川市 #鍼灸院 #根本治療  #予防 #コンディショニング

                                 

                                | 元気の底上げ通信(ほぼ臨床から) | 14:40 | comments(0) | trackbacks(0) |
                                『健康に良いって聞いたから』の危険性
                                1

                                『健康に良いって聞いたから』

                                 

                                 

                                それで何かを行って

                                それで何かを身に着けて

                                それで何かを口にして

                                 

                                その時、あなたのお身体はどう反応しましたか?

                                 

                                 

                                 

                                巷で噂の健康法、ダイエット法、ダイエットグッズ、

                                磁力系の健康器具、チタン製の健康器具、

                                「マイナスイオンが発生する」という電気器具、

                                五本指靴下、矯正下着、着圧式ストッキング、

                                水素水、岩盤浴、サウナ、

                                食材、食べ方、サプリメント、薬・・・・。

                                 

                                 

                                それらに触れて、試して、口にして

                                その時、あなたの身体はどんな風に反応しましたか?

                                あなたはその身体からの声に耳を傾けましたか?

                                 

                                 

                                『健康に良いって聞いたから』

                                 

                                当院で鍼灸治療を受けておられる患者さんの中にも

                                そんな健康情報集めが好きな方がいらっしゃいますが、

                                そういう方に多いのが情報に左右されて

                                自分の身体の反応に無頓着なこと。

                                その情報を取り入れて身体が喜んでいるか嫌がっているか、

                                身体からの声に耳を傾けないのです。

                                 

                                 

                                頭ばかり喜ばせて満足していると

                                あなたの身体は鈍ってゆきます。

                                身体の変化・反応を捉えるあなたの能力は鈍ってしまうのです。

                                 

                                それはとても怖いことだと思いませんか?

                                 

                                 

                                 

                                頭ばかり優先させることは

                                身体を蔑ろにすることにつながります。

                                 

                                良かれと思ってやっていることで

                                自分の身体を痛めつける・弱らせることにつながってしまう。

                                それは珍しいことではないのです。

                                 

                                 

                                自分が何気なくやっていること、良かれと思ってやっていることが

                                自分の身体の機能・能力を下げてしまうなんて、

                                それはとてももったいないことだと思いませんか?

                                 

                                 

                                今日のあなたの健康状態は

                                昨日までのあなたが積み上げてきた結果。

                                今日のあなたの不調の原因は、多くの場合あなたにあります。

                                あなたの習慣の中にあります。

                                 

                                 

                                「何もしないですぐに効果が上がる。」

                                「何もしないですぐに健康を取り戻せる。」

                                 

                                耳当たりの良い情報に振り回されるのは、

                                もうやめにしましょう。

                                 

                                 

                                当院では病名別・症状別の対症療法的鍼灸はまったく行わず、

                                心身全体を整えて、生命力を強化するための

                                根本治療と呼ばれる鍼灸治療を提供しています。

                                繊細な鍼治療の働きかけにあなたの身体がどう反応するのか、

                                そして出てきた反応にあなたがどう反応するのか、できるのか。

                                 

                                ご自分の現状を知るということは

                                現在地を知るということです。

                                 

                                無責任な他人の声よりも

                                まずあなたの大切な身体からの声に

                                耳を傾けてみませんか?

                                 

                                 

                                 

                                 

                                 

                                 

                                 

                                TEL 079ー421ー9353

                                加古川の根本治療専門院 鍼灸治療院きさらぎ https://sinq-kisaragi.net/
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                                | 元気の底上げ通信(ほぼ臨床から) | 23:10 | comments(0) | trackbacks(0) | 昨年の記事
                                こけたら立ちなはれ
                                0

                                  『自分の価値を下げるな』

                                   

                                  小学4年生の時の担任の先生に

                                  イタズラややんちゃをする度、そう諭されたことを思い出す。

                                   

                                  そう、いつだって自分の価値を下げるのは

                                  自分自身なんですよね。

                                   

                                   

                                  臨床の中で皆さんを見ていて思うのは、

                                  どうしてこんなに自分を卑下し否定する思考癖を持った方が

                                  多いのかということ。

                                   

                                   

                                   

                                  やってもみないで言う『出来ない』

                                  やらないことを正当化する『難しい』

                                  自分で感じていることさえ疑い認めないで言う『分からない』

                                  意味もなく口癖のようにいう『済みません』

                                   

                                  そうやって自分の可能性を見限って

                                  『出来ない私』

                                  『分からない私』

                                  『やらない私』

                                  『ダメな私』

                                  『自信の無い私』

                                  をせっせせっせと強化してゆく。

                                   

                                   

                                  『私はこういう人間だから』

                                  『私はこういう性格だから』

                                  『ずっと私はこうやってきたから』

                                   

                                   

                                  『昨日までの自分』、

                                  『昨日までの自分』という記憶でこさえた『思い込みの中の自分』を

                                  これこそが自分だと強く信じている。

                                  そしてその自分を守るために強いエネルギーを使ってしまう。

                                   

                                   

                                  けれど、考えてみて欲しい。

                                  『昨日までの自分』など今この瞬間、どこにも居はしないのだ。

                                  今いるのは今この瞬間の自分だけだ。

                                  『昨日までの自分』を自分だと思い込んで

                                  変化すること、成長することを放棄した今の自分がいるだけだ。

                                   

                                  そういう人たちは、失敗してはいけないと思っている。

                                  失敗することは自分の価値を下げることだと思っている。

                                  失敗することをすぐに自己評価に結びつけてしまうのだ。

                                   

                                  だから、顕在意識では、口では「変わりたい」「良くなりたい」と言っても

                                  そのために必要な行動をすることを拒否してしまう。

                                   

                                  新しい考え、新しい方法を受け入れることは

                                  昨日までの自分を、つまりは自分を否定することだと

                                  認識してしまうからだ。

                                   

                                   

                                  そんなバカげたことがあるものか。

                                   

                                   

                                  あなたがどの道を行こうと、

                                  あなたがどんな方法を取ろうと

                                  どんな考え方をしようと

                                  あなた自身の価値は変わらない。

                                  あなたはあなたである、ただそれだけであなたは尊い存在なのだ。

                                   

                                  あなた自身を苦しめているのは、あなたの選択した考え方だ。

                                  あなたの健康を壊しているのは、あなたの習慣、あなたのやり方だ。

                                   

                                  自分を苦しめる考え方、自分の可能性を狭める信念、

                                  健康を害する習慣を否定し、

                                  より良い考え方やあり方を選択し取り入れてゆくということは、

                                  成長してゆくというということであり、

                                  自分を否定することでは決してない。

                                  否定しているのはあくまで良ろしくない方法なのだ。

                                   

                                   

                                   

                                  当院の治療方針は、鍼灸による根本治療を通して

                                  あなたにあなた自身と向き合う機会を提供し、

                                  あなたが健康を取り戻すだけでなく、

                                  あなたが自己信頼感を取り戻し、自己の可能性に目覚め、

                                  新しい人生を明るく切り開いてゆくこと。

                                  あなたがあなたの人生をより輝させて下さる手助けをすること。

                                   

                                  故にあなたが当院を選んで縁を得た以上、

                                  あなたが変わるために、あなたが健康を取り戻すために、

                                  あなたがあなたの人生を取り戻すために必要なことは

                                  たとえ耳が痛いことでも伝え続けていく責任がある。

                                   

                                  北へ向かいたいのに東の進路を取ろうとする人を

                                  放ってはおけないではないか。

                                   

                                  そしてそれはあなたの可能性を信頼しているからだ。

                                  誰もが等しく持つ成長の可能性を信頼しているからだ。

                                   

                                   

                                  「新しいやり方、新しい考え方を採用したら

                                   今までの自分を否定することになる。

                                   私が私じゃなくなってしまう」

                                   

                                   

                                  自分の可能性を狭め、自分の価値を貶めているのは

                                  他でもないあなた自身ではないか。

                                   

                                   

                                   

                                  どうか自分の価値を下げないで欲しい。

                                  自分の価値を見限らないで欲しい。

                                  あなたがあなたの人生をどう舵取りしようと

                                  それはあなたの自由であり、あなたの権利なのだから。

                                   

                                   

                                  どんどん新しいことに挑戦し、そして失敗して欲しい。

                                  為すべきことを実践し、やめるべきことを止め、

                                  上手くいかない、思うようにできない事実にムチ打たれて

                                  そしてそこから学び、修正し、また学んでゆく。

                                  その繰り返しが力になっていくのだから。

                                  その繰り返しの中でしか人は成長できないのだから。

                                   

                                   

                                  転んだらまた立てば良いだけだ。

                                   

                                   

                                  こけたら立ちなはれ大西良慶)

                                   

                                   

                                   

                                  TEL 079ー421ー9353

                                  加古川の根本治療専門院 鍼灸治療院きさらぎ http://sinq-kisaragi.net/
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                                  | 元気の底上げ通信(ほぼ臨床から) | 01:32 | comments(0) | trackbacks(0) |
                                  はっきりしてて気持ちが良い
                                  0

                                    古い患者さんの紹介で、最近来院された患者さんのお話し。

                                     

                                    主訴は4・5年前、左足首骨折で半年以上固定され、

                                    その頃からある左股関節の違和感、時にある夜間の疼痛。

                                    骨折が治ってからも左足首の捻挫を繰り返している。

                                     

                                    さらに10年ほど前から膝にヒアルロン注射を

                                    月1のペースで打ち続けているらしい。

                                    また以前躁鬱と診断され、現在も安定剤を服用中である。

                                     

                                    そんな状態だが、山登りが好きでしょっちゅう登っていると言う。

                                     

                                     

                                    診察してみると骨盤や股関節のアライメント(構造的整合性)は

                                    当然狂っているし、完全骨折はもちろん治っているとはいえ、

                                    微小骨折が多数あり、特に左下肢は十数か所確認できた。

                                     

                                    脆くなっている骨を守るために、筋肉が硬くなり、

                                    左股関節や左足首の可動性を制限している。

                                    左右の関節の可動域が著しく違うので、

                                    その歪は全身に及んでいる。

                                     

                                    そんな状態でありながら、登山という、

                                    より関節に負荷のかかる運動をし続けているのであるから、

                                    身体が悲鳴をあげるのは当然のことだ。

                                    症状とは警報であり、症状自体はやはりいつだって正常なのだ。

                                     

                                    鍼を打って、関節可動域の改善、弱化した筋力の向上などを確認し、

                                    治療を終える。

                                     

                                     

                                    3回目の治療。

                                    前回整えた部分の戻りが予想外に大きい。

                                    本人に質してみると「山へ登ってきた」と言う。

                                     

                                    どうしても今日、明日試合に出場しなくてはならない

                                    スポーツ選手ではないのだ。

                                    治癒を早めるために、治療中は治癒を妨げるようなことはやめる、

                                    身体を労わる、ということを本人が積極的に取り組まなくては

                                    治るものも治らない。

                                     

                                    そう伝えたら

                                    「私は止めるつもりはない。

                                     止めないで治してもらおう思ってここに来ました」と言う。

                                     

                                    「それは無理ですよ。本人に治す気がないなら治りません。

                                     たとえば西にある目的地に辿りつきたいのに

                                     東向きの道を行くのを止めなかったら

                                     目的地には着けないないでしょ?

                                     それと同じですよ。」

                                     

                                    「あはは、そりゃそうですよね。逆方向ですもんね。

                                     良くなる筈ないですよね(笑)」

                                     

                                    「身体がある程度回復するまで、

                                     少し登山は休んで、普段の歩き方を整えることから

                                     始めてみませんか?」

                                     

                                    「あはは、先生、わたし無理です。

                                     わたし養生できません。

                                     山登るの止められません。

                                     こりゃ治療の無駄ですね(笑)」

                                     

                                    「そうなってしまいますね」

                                     

                                    「じゃあ、もう良いです(笑)」

                                     

                                     

                                    身体を治すことより、登山の楽しみの方がこの方には大切だったのだ。

                                    身体をきちんと治せば、もっと登山が楽しくなるだろうにと思うのだが、

                                    本人がそれで良いなら良いのだ。

                                     

                                    自分の行動や習慣の結果を潔く受け止める覚悟があるなら、

                                    その上でどんな道を選ぼうと、どんな決断をしようと

                                    本人の自由なのだから。

                                     

                                     

                                    それにしても決断が早かったなぁ。

                                    「じゃあ、もう良いです(笑)」

                                     

                                     

                                    はっきりしてて、気持ちがいい。

                                     

                                     

                                     

                                     

                                    加古川の根本治療専門院 鍼灸治療院きさらぎ http://sinq-kisaragi.net/
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                                    | 元気の底上げ通信(ほぼ臨床から) | 02:29 | comments(0) | trackbacks(0) |