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加古川市の根本治療専門院
鍼灸治療院きさらぎ 院長の独り言

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アンテナと世界
1

短歌や俳句、川柳を始めると

季節の移り変わりや日常のちょっとした変化に

気づけるようになるとよく聞きます。

 

句をひねるに当たって何かネタはないかと

アンテナを張るようになって感覚が繊細になり、

今まで見過ごしていたものに気づけたり、

聞こえていなかったものが聞こえるようになる。

 

何に焦点を当てるか、

そのアンテナの張り方ひとつで

世界は変わるということですね。

 

 

さて、症状とは必要があって出てきているものなので

一時しのぎの痛み取り、対症療法は

当院では基本的にしないのですが

患者さんご自身が施術前後の体の変化を知る一つの指標として

圧痛点(押さえて痛む場所)を触診することがあります。

 

先日はこんなことがありました。

 

治療前に軽く触れただけで

患者さんが「痛い!」と顔をしかめるような部位がありました。

皮膚の表面から硬く突っ張って過緊張しており、

弾力がなく過敏になっていました。

関係する関節の可動制限もありました。

 

 

治療後(直接的施術はなし)、

再度触診すると件の部位の緊張はほぼ消え、

適度な皮膚・筋肉の弾力があり、

関節の可動制限も改善していました。

が、患者さんの反応は「痛い!」

先程と同じように顔をしかめています。

 

ん?

「今どんな感じですか?」

「まだ痛いです」

「では、はじめの痛みを10としたら、今どれくらいの痛みですか?」

「・・・2くらいですね・・・あれ?(笑)」

「まだ2痛いということは言い換えると?」

「もう8割がた痛くないということですね(笑)」

 

痛みの度合いが8割方なくなり、10から2になっても

「痛い!」としか反応できなかったのは

痛みの変化ではなく、「痛いかどうか」にアンテナを張っていたから。

0か100かに焦点を置いていたので、たとえ痛みが2に変化していても

彼女の中では「100%」痛かったのですね。

そのせいで8割の変化に気づけなかったのです。

 

カメラのピントを一点に合わせクローズアップすると

その周囲がぼやけて見えなくなるのと同じことです。

 

 

またこんなこともありました。

最近めまいを主訴に来院された男性。

何度目かの来院時、「今週は調子が悪かったです」

 

「どんな風に調子が悪かったんですか?」

「火曜日にひどいめまいがありました。」

「ほかの日はどうでしたか?」

「ほかの日はあまり・・・気にならなかったです」

「では、めまいの頻度や強さは大分減っているんですね?」

「そうですね」

「強いめまいがあったのは1日だけですね?」

「はい」

「○○さんの中では1日調子が良くない日があると

 その週全体が調子が良くない週ということになるんですか?」

「・・・・そっか、おかしいですね(苦笑)」

 

起こっている現象をどう捉え認識するかで

自分の見る世界は変わってきます。

 

自分にとって嫌なこと、都合の悪いことばかりにとらわれるあまり

身に起こっている良い変化に気づけない。

これってとてももったいないことだと思いませんか?

 

多くの病や不調の原因は日常生活にありますが、

その中でも最も根深い問題がこの精神習慣、思考習慣の問題です。

そしてそれだけにその重大さに気づき、

本当の意味で腹から理解できてくると

同じ治療を受けても予後は大きく変わってくるのです。

 

 

今回のことで件のお二人は

「自分で自分を苦しめている」その現状に気づき、

そしてそれを笑うことが出来ました。

これはとても大切なことです。

 

ストレスや不幸をかき集めるこのような物事の捉え方は

性格ではなくあくまで精神的な習慣、

感じ方・考え方の癖でしかありません。

習慣ですから意志一つで変えてゆくことが出来ます。

 

 

治療を通して、養生を通してしっかりと自分と向き合ってゆくと

あなたもきっと新しい扉が開けます。

一歩前へ進んでみませんか?

 

 

 

『世界がどんな風に観えようと

 それは自分の在り方への応答だ

 

 何も観えていない私

 愚かさを深めよう

 

 闇と向き合う者にだけ

 光はすでに届いている    』

 

 

 

TEL 079ー421ー9353

加古川の根本治療専門院 鍼灸治療院きさらぎ http://sinq-kisaragi.net/
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| 元気の底上げ通信(ほぼ臨床から) | 14:40 | comments(0) | trackbacks(0) |









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