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加古川市の根本治療専門院
鍼灸治療院きさらぎ 院長の独り言

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臨床雑話
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戻ってきた財布
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    先日財布を無くした。
    加古川から大阪への電車の中でのことだ。
    どうやら暑くて脱いだ外套の隠し袋から
    いつのまにやら落ちてしまったらしい。

    駅に届を出した後、
    友人達に会って話すと
    自分のことのように心配してくれた。

    私の方は心配と言えば心配だけれど
    無くしたものはどうしようもないし、
    気にしたって何も変わらない、
    出てくるときは出てくるし、
    悪用されたらされた時のことと
    受け止めていた。

    せっかく久しぶりに友人たちに会ったのに
    そんな事にとらわれて楽しめない方がバカバカしいから。

    楽しい時間が終わって帰る段になって
    「帰れる?貸そうか?」なんて気遣いの言葉で
    そういえば財布無くしたんやったと気づいた。
    無垢なお心遣い、嬉しいものですな。
    ありがとうございます。
    「行きしなに帰りの切符は買ってあるから。」


    翌日大阪駅から電話があって財布が届いているとのこと。
    親切な方に拾って頂けて良かった〜。
    どなたかは存じませんが本当にありがとうございました。

    国はどんどん右へ傾いてゆくし、
    新聞やニュースでは毎日のように陰惨な事件が報道され、
    治安も悪くなってきているけれど、
    落とした財布がそのまま帰ってくる国なんてそうそうない。
    有り難い国だ。

    帰ってきた財布ももちろん嬉しいが、
    財布が帰ってくるという事自体が何より嬉しい。
    清廉であることが誇りであり、当たり前である国。
    そういう人たちが沢山暮らしている国であることが
    何とも誇らしい。

    「私」はそんな沢山の目に見えない縁、
    沢山の親切心に包まれ支えられて今、生きているのだ。
    当たり前の親切心は当たり前ではない。
    当たり前の優しさは当たり前ではない。
    生かされて生きている恩を忘れまい。


    今朝、隣家の梅の蕾が白くほころんでいた。
    風は冷たくも清々しい。
    春はもうそこだ。



    『いかにして誠の道にかなひなむ
    千歳のうちにひと日なりとも』
    良寛


    漢方鍼灸専門 鍼灸治療院きさらぎ  http://sinq-kisaragi.net/


     
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    | 想い | 23:16 | comments(0) | trackbacks(0) |









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